アニメ『正反対な君と僕』を、夫婦で最初から最後まで見終わりました。
僕たちの評価は、二人とも満点。
笑えるし、恋愛の初々しさにニヤニヤするし、登場人物の考えていることにも共感する。それでいて、見終わるとほっこりする。二人とも好きになった作品です。
今回は、印象に残った場面、東と平の関係、最終回の鈴木と谷まで、見終わった後の会話をそのまま広げてみます。
※この記事は最終回を含むネタバレがあります。登場人物の恋愛や、結末に触れながら感想を書いています。
最初は録画を寝かせていたのに、見終わった今はロス
見るきっかけは、新しいアニメの紹介動画でした。僕がラブコメにひかれて録画したものの、最初の1クールは一話も見ずにそのまま。
妻も、最初から気になっていたわけではありません。むしろ絵柄は少し苦手そうだと思っていたそうです。
それが「溜まってるから見るか」と見始めたら、二人とも楽しめました。



ちゃんと恋愛していて、心理描写も丁寧。それでも、登場人物の悩みを見て、こちらまで沈んだままになる感じではありませんでした。

僕にとっては、ほっとできる作品。それだけに、見終わった今は寂しいです。
鈴木が谷の家を初めて訪れる場面に、人間味を感じた
僕が特に印象に残ったのは、鈴木が谷の家を初めて訪れたときのことです。
普段の鈴木を見ていると、何があっても明るく乗り越えられそうに思えてきます。
でも、うまくいかないことが重なって、気持ちが折れてしまう。

僕には、「明るいキャラクター」の一言では片づけられない場面でした。鈴木にも、元気でいられないときがある。そこに、ちゃんと人間味がありました。
後から事情が分かって、「なるほど、だからああなったのか」と納得できる説明の順序もよかったと思います。

妻も、自分の経験に重ねて見ていたそうです。
いつも明るく見える人でも、その日の出来事が積み重なれば、うまく笑えなくなることがある。僕たち二人には、そこが印象に残りました。
西さんと山田の初々しさは、見ている僕まで照れる
ニヤニヤした場面は、二人ともたくさんありました。
特に僕は、西さんと山田のやり取りが甘酸っぱすぎて、少し恥ずかしくなりました。

相手を意識して、照れたり、ドキドキしたりする。その様子を見ていると、こちらも落ち着かなくなります。
でも、この作品は恋愛を真面目に描くだけでなく、ふざけたり、ツッコんだりする会話もあります。


照れる場面があっても、二人とも最後まで楽しめました。
妻が好きなのは平。「負の感情だけの人じゃない」
妻がいちばん好きな登場人物は平です。

特に妻が好きなのは、平の「しゃあないな」という感じのところ。
頭の中ではいろいろ考えていても、実際に人に対して取る行動は優しい。妻はそこを見ていました。






平の話をしていたはずが、僕のいいところを探す話になってきました。







言われてみれば、自分で話を広げて、自分で傷ついていました。
僕が東を好きなのは、平の内側まで分かろうとするから
僕も平は好きです。考えすぎるところや、負の感情に共感する部分がありました。
そのうえで、いちばん好きなのは東。
平を好きになった自分の気持ちを認めて、うまくいかない可能性もあると分かっていて、それでも諦めない。その姿がいいなと思いました。

僕には、平は周囲から簡単に理解される人ではないように見えました。
でも東は、平の考え方や内側にあるものを見ようとしている。明るいところや、分かりやすい魅力だけで好きになっているわけではない。その感じがよかったです。
友達になるなら、僕は東がいいとも思いました。自分の考えすぎるところを、笑いに変えてほしいからです。
ただ、その話をしていて気づいたのが、妻も人をからかうときは東っぽいということ。


僕の「平みたいなところあるで」に容赦なく返してくる感じも、確かにそうかもしれません。
東と平の関係は、もう少しはっきり知りたかった
二人とも少し物足りなかったのは、東と平の関係です。



僕たちには、最後まで見ても、その関係をもう少し明確に知りたい気持ちが残りました。
これは「よくなかった」というより、好きになった二人だから、もっと見たかったという感想です。
平については、物語を通して成長したという印象もあります。最初と最後で印象が変わった人物を聞かれたら、僕はまず平が浮かびました。
谷にも成長を感じました。登場人物の性格が急に別人になるのではなく、その人らしさは残ったまま変わっていく。それも僕にはよかったです。
最終回の鈴木と谷。遠距離でも続いていく二人にほっこりした
最終回で好きだったのは、時間が経っても、鈴木と谷の関係が続いていることを見せてくれたところです。
遠距離になってからも、二人は付き合っている。その様子を見られて、僕はとてもほっこりしました。

公式の最終話紹介でも、新生活で遠距離になる二人と、その後も季節の思い出を重ねていく姿が説明されています。
離れることだけで終わらず、その後の付き合い方まで見られたのが、僕にはうれしかったです。
ただ、温かい終わり方だったからこそ、終わってしまった寂しさもありました。

この先も、あの登場人物たちの会話を見ていたかった。それが僕の、見終わった直後の気持ちでした。
正反対の二人を見ていたら、僕たち夫婦の話になった
正反対だから相性がいい?そもそも僕たちは正反対?



僕は、性格はいつも一定ではなく、その日の気分やコンディションでも変わると思っています。
登場人物の多くに「こういうところ、分かる」と思えるなら、一人の中にもいろいろな面がある。そう考えると、完全な正反対なんてないのかもしれません。
妻は、作品のタイトルについては、にぎやかな人と物静かな人という違いのことではないか、と整理してくれました。
そこから僕たちの話へ。妻によると、僕は仕事以外では明るいほう。僕から見ても、妻には明るいところがあります。


正反対の二人の作品を見たからといって、自分たちまで正反対に当てはめる必要はありませんでした。
妻の慎重さと、僕の決断力
付き合い始めた頃、僕が妻に感じたのは「結構ネガティブな人だな」ということ。妻が僕に感じたのは「元気だな」ということでした。
今は、その違いに助けられている部分もあります。



平に似ているかどうかの話では散々でしたが、いいところもちゃんとありました。
40代夫婦が、学生の恋愛を楽しめた理由
40代なら誰でも楽しめるかというと、妻の答えは「人による」。僕も、話しているうちにそうだなと思いました。
学生の恋愛を見たいかどうかは、年齢より好みによると思います。
僕たちは、登場人物が一緒に何かを楽しんでいるのを見ると、「こういうこと、また二人でしたいな」と思うことがあります。


妻は、学生時代の恋愛を思い出して「懐かしいな」と感じる人にも、楽しめるところがありそうだと話していました。
僕たちにとっては、作品を見ながら、昔の自分たちや今の関係まで話したくなる時間でした。
評価は二人とも満点。また見返したい



東と平の関係をもっと知りたかった気持ちはあります。それでも、作品全体としては二人とも満点でした。
笑えて、照れて、登場人物の気持ちも分かる。最初から最後まで、僕たちには気持ちよく見られる作品でした。


最後はやっぱり、てんぷら
長く話した最後に、まだ見ていない人へ一言すすめるなら、と妻に聞きました。


谷の家の猫、てんぷら。妻は、あの目と鳴き方が好きだったそうです。


鈴木と谷、東と平、西さんと山田。そして、てんぷら。
見終わって寂しくなったのは、恋愛の結末だけでなく、この人たちの日常を見ている時間が好きだったからかもしれません。
次に見返すときも、二人で笑ったり、ツッコんだりしながら見たいと思います。
