「スプラトゥーンの新作が出るらしい」
最初に『スプラトゥーン レイダース』を知ったとき、僕たち夫婦の反応は意外と薄めでした。


そんな僕たちが購入したきっかけは、先に遊んでいた会社の人からの「面白いですよ」というひと言。
夫婦で一緒に始めてみたところ、妻の評価は最初の50点から80点まで上昇。僕はクリア後のやり込みにもハマり、無限食堂の700階まで到達しました。
今回は、Nintendo Switch 2本体を2台、ソフトも2本用意して夫婦で遊んだ『スプラトゥーン レイダース』の正直な感想を紹介します。
『スプラトゥーン レイダース』の商品概要
『スプラトゥーン レイダース』は、謎の島「ウズシオ諸島」に不時着した主人公「メカニック」と「すりみ連合」が、シャケをシバきながらオタカラを探すシリーズ初のスピンオフ作品です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年7月23日 |
| 対応機種 | Nintendo Switch 2 |
| ダウンロード版 | 6,480円(税込) |
| パッケージ版 | 7,480円(税込) |
| プレイ人数 | 1人、通信プレイでは最大4人 |
| 主な特徴 | 探索、シャケとの戦闘、ブキ収集、ガジェットの開発・強化 |
一人でじっくり進めるだけでなく、フレンドや近くの人と通信し、最大4人で一緒にストーリーを進めることもできます。
僕たちは本体とソフトをそれぞれ用意し、同時にゲームを始めました。コントローラーを交代しながら遊んだわけではなく、最初から最後まで一緒に冒険した夫婦レビューです。
夫婦の『スプラトゥーン』歴は『2』から
僕たちが『スプラトゥーン』を始めたのは『スプラトゥーン2』からです。
最初はナワバリバトルを中心に遊んでいましたが、次第にサーモンランの割合が増加。『スプラトゥーン3』では、ほとんどサーモンランばかり遊ぶようになりました。

妻は、ほぼシューター一筋。僕はN-ZAPやデュアルスイーパーなど、比較的いろいろなブキを使うタイプです。
ただし、二人とも毎日ずっと遊び続けてきたわけではありません。久しぶりにナワバリバトルやサーモンランへ戻ると、思った以上に操作できなくなっていました。
最初は「これ、面白いんか?」から始まった
会社の人に勧められたことと、ちょうど夫婦で休みを合わせられたことが購入の決め手でした。

ところが、始めた直後の妻の反応は微妙です。

僕は「古代っぽい島やな」という印象。妻も僕も、最初から一気に引き込まれたわけではありませんでした。
さらに、二人で自由に遊べるようになる前には、それぞれチュートリアルのような序盤を進める必要があります。
妻の遊び始めの評価は50点。ここから、遊び方が分かるにつれて少しずつ評価が上がっていきました。
ヒーローモードとサーモンランが融合したようなゲーム
実際に遊んでみると、僕たちが感じたのは「ヒーローモードとサーモンランを合わせたようなゲーム」でした。
島を探索してオタカラを探す部分はヒーローモードのようで、次々に現れるシャケをシバく忙しさはサーモンランに近いものがあります。
ただし、レイダースには「ガジェット」という新しい要素があります。ブキに加えて複数のガジェットを使うため、妻は最初、操作に慣れませんでした。



本家の対戦よりは、時間をかけて操作を覚えやすいと思います。一方で、ブキとガジェットを次々に使うので、慣れるまでは意外と忙しいゲームでした。
ウズシオ諸島の探索とオタカラ集めは夫婦ともに楽しめた
ウズシオ諸島の探索については、夫婦ともに「楽しかった」で一致しました。
島を歩き回るだけでなく、決められたブキやガジェットだけを使うチャレンジのような場所もあります。


得意ではない遊びもありましたが、オタカラは夫婦ともにコンプリート。目に見える目標があるため、「もう少しだけ進めよう」と遊び続けやすかったです。
欲しい絶品ブキが出ない。それでも周回は楽しかった
妻はシューター系が好きですが、気に入った絶品ブキがなかなか出ず、しばらくシェルター系のブキを使っていました。

妻のところにハイオク4Kが2本出ましたが、チャージャーは妻向きではありません。



欲しいブキが簡単には出ないのは欠点でもありますが、「次こそ出るかもしれない」と夫婦で同じ場所を繰り返し遊ぶ時間は楽しかったです。
ガジェットの強化は、妻から「クマお」へ丸投げ
装備の調整やガジェットの強化は、主に僕が担当しました。



妻は細かな強化を面倒に感じるタイプ。僕は行き詰まったときに装備を見直し、組み合わせを変えて突破するのが好きなタイプです。
調整がうまくハマり、それまで倒せなかった敵を倒せるようになったときは、かなり達成感がありました。
クリア後のやり込み要素「無限食堂」では、夫婦でかなり深い階層まで進み、僕は最終的に700階へ到達しました。



700階をクリアした瞬間は、今回のプレイで僕が最もうれしかった瞬間です。家族との温度差まで含めて、よく覚えています。
すりみ連合より、戦闘に夢中になった夫婦
すりみ連合のフウカ、ウツホ、マンタローの中では、妻はマンタローをよく使っていました。

ところが、ストーリーについて聞いてみると――。


僕たちは物語よりも、目の前のシャケをどう倒すかに夢中になっていました。


キャラクターや物語をじっくり楽しみたい人よりも、戦闘や装備集めが好きな人のほうが、僕たちと近い遊び方になるかもしれません。
夫婦で一番盛り上がったのは、終盤の「あの乗り物」
※ここから少しだけ終盤の内容に触れます。重大な展開は伏せています。
夫婦で最も盛り上がったのは、終盤に登場するサーフボードのような乗り物を使う場面です。
突然始まり、状況を理解できないまま、障害物を避けたり、イカの姿でジャンプしたりします。



うまくいかずに笑い、成功してまた盛り上がる。誰かと一緒に遊んでいるからこそ、楽しさが大きくなる場面でした。
本体2台・ソフト2本だから、一緒に冒険できた
『スプラトゥーン レイダース』は一人で遊べるゲームですが、通信プレイでは最大4人で一緒にストーリーを進められます。
僕たちは本体とソフトをそれぞれ用意し、夫婦で同時にプレイしました。
妻は「僕がいなかったら、ほとんど遊べていなかったと思う」と言います。



さらに、絶品ブキが出ることを期待して、同じ場所を二人で何度も周回した時間も楽しかったそうです。



熱量に差はありますが、それも夫婦で遊ぶ面白さでした。
遊んで感じた不満点
夫婦で遊んで気になったのは、次の4点です。
ヘルプボーナスを受け取れる間隔が長い
妻が最初に挙げた不満は、次のヘルプボーナスを受け取れるようになるまでの間隔です。
序盤はうれしい報酬でも、ゲームが進むと、長く待って受け取るほどではないと感じるものも増えました。

欲しい絶品ブキがなかなか出ない
繰り返し遊ぶ理由になる一方で、最後まで欲しいブキが出ないこともあります。
周回そのものを楽しめる人には向いていますが、早く理想の装備をそろえたい人はストレスを感じそうです。
高難度になるとナベブタが硬すぎる
妻が特に苦手だったのがナベブタです。

深い階層では敵が強くなるため、倒す優先順位や装備の工夫が必要になります。
長時間遊ぶにはゲーム体力が必要
『スプラトゥーン レイダース』は、画面の動きが速く、次々と敵が現れます。
僕は1時間、頑張っても2時間ほど遊ぶとかなり疲れました。

夢中にはなれましたが、のんびり何時間も遊ぶタイプのゲームではありませんでした。
おすすめできる人・おすすめしにくい人
おすすめできる人
- サーモンランが好きな人
- シャケをたくさんシバく爽快感を味わいたい人
- ブキやパーツを集めるのが好きな人
- 装備を組み合わせて強くなる過程が好きな人
- 対人戦が苦手な人
- 夫婦や家族、友人と協力して遊びたい人
とくに、オンライン対戦でほかのプレイヤーと競うことに疲れた人には向いていると思います。
おすすめしにくい人
- 対人戦ならではの駆け引きを求める人
- 同じ場所を繰り返し遊ぶのが苦手な人
- 欲しい装備をすぐに手に入れたい人
- 画面の動きが速いゲームに疲れやすい人
- ストーリーを最優先で楽しみたい人
ナワバリバトルのような、人を相手にした緊張感や読み合いはありません。その部分を一番求める人には、物足りなく感じられそうです。
70点評価|妻80点・夫90点
妻の評価:80点

妻の評価は、遊び始めの50点から80点へ上がりました。
最初は世界観や新しい操作に入り込めませんでしたが、僕から遊び方を聞き、ブキ集めや戦闘の楽しさが分かってから評価が上昇しています。
減点理由は、一度遊ばなくなってから「またすぐにやりたい」という気持ちが弱くなったこと。『あつまれ どうぶつの森』を900時間以上遊んだ妻にとっては、長期間ずっと続けたくなるゲームではなかったようです。
夫の評価:90点

僕は、装備やガジェットを調整し、倒せなかった敵を突破する過程が好きでした。
集中して遊び続け、700階到達の目標を達成できました。
まとめ|最初の印象を大きく超えた夫婦ゲーム
『スプラトゥーン レイダース』を知った当初、僕たち夫婦の期待はそれほど高くありませんでした。
妻は始めた直後も「これ、面白いんか?」と半信半疑。しかし、遊び方を覚え、夫婦でブキを集め、シャケをシバき続けるうちに評価は50点から80点まで上がりました。
僕は装備の組み合わせやクリア後のやり込みにハマり、評価は90点です。
二人ともストーリーはあまり覚えていません。
それでも、一緒に笑った場面、欲しいブキが出るまで繰り返した時間、僕だけが700階到達に盛り上がっていたことは、しっかり覚えています。



サーモンランが好きな人、対人戦より協力プレイを楽しみたい人には、特におすすめしたい一本です。
